再生PET原料を使用することで、石油資源使用量の削減、CO₂排出量削減を追求してまいりました。シート生産時のCO₂排出量は、バージンシート生産時との比較で73%減(オール再生PET)、58%減(VRVシート)など大幅な削減率を達成しました。
環境問題を考えたらリサイクルPETになった
市場から回収されたペットボトルを粉砕・洗浄した再生ボトルフレークを主原料とし、環境保全に取組みながら、2種3層構成により表層にバージン原料を使用する事で、衛生的にも安全・安心な製品を販売しています。製品用途としては、食品容器・ブリスターパックなど、一般的によく見られる素材から、UVカット処理・帯電防止処理などの、高い機能性が求められる分野にも対応しています。
これからも未来の為に、環境にやさしい製品作りに挑戦し続けて行きます。
資源の使用量削減とCO₂排出量削減
使用済PETボトルを主原料とし、新たな石油資源の使用量削減と生産時のCO₂排出量削減に貢献しています。
CO₂削減量データ(LCA)
生産時のライフサイクルアセスメント(LCA)を算出しています。
PETボトルリサイクル推進マークの取得が可能
使用済みのPETボトルから作られた再生PETシートは、PETボトルリサイクル推奨マークを取得することが可能です。
※PETボトルリサイクル推奨マークの使用には、お客さまにて申請が必要です。
PETボトルリサイクル推進協議会 はこちら
CO₂削減量データ(LCA)
主な取扱い製品
シーティング可能厚み
0.04mm~1.0mm
従来、A-PETシートは厚み0.20mm程までが限界とされてきましたが設備と技術の向上により、0.04mmまでのシーティングが可能になりました。
カネロンA-PET グレード
グレード | 品番 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|---|
KA-10 1 | 光沢、透明感があり中身が目視出来る。 | 部品トレー・キーパー | |
M-01 2 | 美しいナチュラルブルー・透明感があり二次加工に優れている。 | ブリスターパック全般 | |
KA-20 3 | 光沢、透明感があり二次加工に優れている。 | 一般成型用 | |
KA-20T | 滑りが良く、ブロッキングを起こしにくい。 | 部品トレー・カードケースなど | |
KA-30 4 | 光沢、透明感で高級感があり、印刷性にも優れている。 | 蓋材 | |
PA-6 | ノンシリコンの帯電防止シート、従来の課題だった離型性が向上しています。 | 半伝導体・電子部品などのパッケージ(透明性良好) | |
GA-1 | PET-Gの練込みにより、耐衝撃性・耐寒性に優れている。印刷性・接着性に優れている。 | ブリスターパック全般、深絞り容器 | |
UV | 紫外線による内容物の変色を防ぎます。 | ブリスターパック全般 | |
BO | 防曇加工によりシートが曇りません。 | 蓋材 | |
KA-50 5 | ハイグレードな光沢・高い透明感と成型性・機会物性を有しますので、商品のイメージアップに効果的です。 | あらゆる食品容器・蓋材・化粧品・工業製品などのパッケージ・ブリスターパッケージに対応いたします。 |
※エコマーク取得グレードはKA-10・KA-20です。ご要望に応じて、色物素材(用途に合わせた半透明から不透明まで)・シリコン濃度・PET-G・耐熱樹脂・バイオマスPETなど独自の製品設計にてご対応します。
カネロンA-PET 規格在庫
グレード | 厚み(mm) | 幅(mm) | 長さ(m) |
---|---|---|---|
M-01(オール再生) | 0.25 | 640 | 250 |
0.3 | 200 | ||
0.4 | 150 | ||
0.5 | 120 | ||
M-01T(オール再生) | 0.8 | 640 | 100 |
1 | 100 | ||
KA-20(VRV) | 0.2 | 460 | 350 |
0.25 | 300 | ||
0.3 | 250 | ||
0.35 | 200 | ||
0.4 | 200 | ||
0.5 | 150 | ||
0.2 | 640 | 300 | |
0.25 | 250 | ||
0.3 | 200 | ||
0.35 | 150 | ||
0.4 | 150 | ||
0.5 | 120 | ||
0.6 | 100 |
※上記規格品は常時在庫しています。
サステナブルへの取り組み
限りある資源の使用量削減
リサイクルPET資源を主原料としているため、新たな石油資源の使用量を削減します
CO₂削減
リサイクル原料を使用することでA-PETシート生産時のCO₂排出量削減に貢献しています
サーキュラー・エコノミー(循環型経済)を目指し社会全体とつながる
PETボトルリサイクルマーク、エコマークの取得を可能とする資材を供給して産業パートナーの一員としての貢献を目指します
使用済PETボトルが主原料 ゴミの削減に貢献
再生原料を使用することで生活環境や自然環境を守るために貢献します