サーキュラーエコノミー

モノマテリアルPETのサーキュラーエコノミー実現に向けて

「3R・循環型社会」からサーキュラーエコノミーへ
3R(リサイクル・リユース・リデュース)は、製品の作り方を見直して、使い終わった製品を再び別の製品にして資源の長期利用を目指しています。しかし最終的には廃棄物として処理する資源が発生します。
そこで今、資源確保の新たな考えであるサーキュラーエコノミーが注目を集めています

サーキュラーエコノミーの概念図

自然界から取り出された資源やエネルギー、そしてそれらを用いて生産された製品が一度きりの使い捨てで消費されてしまいます。

廃棄物をできるだけ出さないようにしたり(リデュース)、再活用したり(リユース)しますが、少なからず廃棄物が出ることが前提になっています。 

サーキュラーエコノミー(循環型経済)では、消費された製品を資源としてリサイクルします。その循環は「資源の抽出→製造→消費→リサイクル・再利用(=資源の抽出)→製造」です。製造の段階からリサイクルや再利用がしやすい設計にすることで、廃棄物を最小限に抑え、新しい資源の利用も最小限にすることができます。 

循環経済(サーキュラーエコノミー)とは、
従来の3Rの取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものです。また、循環経済への移行は、企業の事業活動の持続可能性を高めるため、ポストコロナ時代における新たな競争力の源泉となる可能性を秘めており、現に新たなビジネスモデルの台頭が国内外で進んでいます。
環境省 環境・循環型社会・生物多様性白書2021 第2章第2節より

進栄化成の目指すサーキュラーエコノミー

私達が提供するPETシートで作った製品は、使い終わって回収すれば、再びPETシートに再生できるサーキュラーエコノミーに適した素材です。
リサイクル環境を整えて、使用後の廃棄物を一切なくした、資源の完全な循環(サーキュラー)を目指しています。
そのためには、進栄化成と、メーカー企業様、資源リサイクル業者様などが、循環(サーキュラー)するチームを結成することが必要です。

国内ではプラスチック資源循環法の施行開始!
プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が2022年4月に施行しました。
目標達成のために、リサイクルしやすいA-PET素材をご提供します。

国内ではプラスチック資源循環法の施行開始!

プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が2022年4月に施行しました。
目標達成のために、リサイクルしやすいA-PET素材をご提供します。

 参考:プラスチック資源循環戦略(2019年)

  1.  2030年までにワンウェイプラスチックを累積25%排出抑制
  2.  2025年までにプラスチック製容器包装及び製品のデザインをリユース又はリサイクル可能なデザインに
  3.  2030年までにプラスチック製容器包装の6割をリユース又はリサイクル
  4.  2035年までに使用済プラスチックを100%リユース、リサイクル等により有効利用
  5.  2030年までにプラスチックの再生利用を倍増
  6. 2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入